もし4話においてマレクとヨハンの立場が逆だったらという妄想。電話で呼び出されたのがヨハンの方で、いじめっ子たちに命じられて相手をボコったのがマレクの方だったら。
マレクは最初、ヨハンのことを泣きながら殴るだろうけど、いじめっ子たちのグループに入れてもらった後は、率先して弱者に対する攻撃行動を取りそうだと思った。いじめというのはより弱い者へと連鎖するものであるからして、今まで自分が受けてきた仕打ちを返したいと思っても、返す対象が加害者ではなく、より弱い者へ向く可能性があることを考えると。
最初は保身のために仕方なくやってることで、本人にもそういう意識があったはずなのに、そのうちいじめっ子達の方がちょっと引くぐらい率先して悪いことするようになりそうだ。
んでヨハンが彼らに運悪く出くわしちゃったりしたとき、今度はマレクは心から愉しそうにヨハンを殴ったり。その場合、ヨハンは親友の豹変と裏切られて一人ぼっちになっちゃったショックから首を括ることになるのだろう。
けどマレクは移民の子であるから、いじめっ子たちからは表向きは仲間扱いされても、内心では同じ人間として見られてないと思う。それでとんでもなく悪い事態になったとき、彼らは手のひらを返したように全ての責任マレクになすりつけて体のいい隠れ蓑にする可能性が高いだろうなと。そしてマレクが気づいた時にはもう取り返しのつかないことになっていた、と。
あるいはヨハンの方がベアトリスに血を渡されてデモ化、それでいじめっ子たちは殺されて、マレクも殺されかけたところを、ヨハンはXATかジョセフに粛清されて、そこではじめてマレクは己の過ちに気付く、というシナリオも妄想した。
その場合、ヨハンはあんまり位階高くなさそうだ。マシューやジルと同程度で。んで、泣いているような雄たけびを上げながら攻撃しそうだと思った。
…あれ? ビッチ萌え転じて非行少年萌えのつもりだったのに、途中からえらく救いの無い話になっちまった。
何をどこで間違えたんだろう?