ジョセフbotをTwitterの重複つぶやきブロックに対応

最近、twitterでは直近10postと同じ内容を投稿しようとするとduplicate textエラーが出るという規制が導入されたようなので(Twitter、重複つぶやきをブロック開始)、その対策バージョンです。

例によって同時にソースコードも公開しております。
最近投稿された10件分のpostを記録し、それと同じ内容のpostをしない仕様になっております。よってその性質上、botの発言内容ファイルには11件以上のpost内容が入っている必要があるので、それより少ない場合は増やしてからお使いください。

新たに追加されたlastlog.txtが最新10件分を記録するファイルになっています。本体と同じディレクトリにアップロードした後、パーミッションを666に変更してください。
既にver.1.0を使っている人はlastlog.txtファイルに最近のbotの発言10件分をコピーして格納しておくといいと思います。その場合は文字コードをUTF-8に変更するのをお忘れなく。
また、記録しておくpostの数を適宜調整すれば、同じ内容を短期間の間に繰り返すということを阻止できるかもしれません。$lastmax = 10;のところの数字を変更してください。

Twitter Post ver.1.1

<?
/* ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Twitter Post ver.1.1

https://palemag.kazeki.net/blog/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ */

$username = "アカウント";
$password = "パスワード";
$logfile = "bot.txt";
$lastlog = "lastlog.txt";	// 最後の10post分を記録するファイル
$lastmax = 10;	// $lastlogに記録しておくpostの件数

$andromarius = file($logfile);
srand(time());
shuffle($andromarius);

$baalu = file($lastlog);
if(count($baalu) < count($andromarius)){
$lastpost = file_get_contents($lastlog);
$i = 0;
while(preg_match("/$andromarius[$i]/u", $lastpost)){
$i++;
}
}
else{
echo "Error: postさせる文章は".$lastmax."件以上記録してください。";
}
$message = $andromarius[$i];

$fp = fopen($lastlog, "w");
fputs($fp, $message);
for ($j=0;$j<$lastmax-1;$j++) {
fputs($fp, $baalu[$j]);
}
fclose($fp);

$params = "status=". rawurlencode($message);
$url = "http://twitter.com/statuses/update.xml?";
$fp = fopen($url.$params, 'r', false, stream_context_create(array(
	"http" => array(
		"method" => "POST",
		"header" => "Authorization: Basic ". base64_encode($username. ":". $password)
	)
)));

$result = "";

while(!feof($fp)){
	$result .= fgets($fp);
}

fclose($fp);
?>

Twitterのジョセフbotに返信機能が付きました

Twitterのジョセフbotにreply機能を付けてみました。
twitter上で@joseph_jobsonで話しかけると、ランダムで何か返信します。
例によってソースコードを公開しているので、ご自由にお使いください。

Twitter Reply ver.1.0

<?
/* ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Twitter Reply ver.1.0

https://palemag.kazeki.net/blog/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ */

$username = "アカウント";
$password = "パスワード";
$logfile = "reply.txt";
$tmpfile = "tmp.txt";

$tmp = file($tmpfile);
if(count($tmp)>0){
$since_id = "since_id=".$tmp[0];
}
$mentions = "http://".$username.":".$password."@twitter.com/statuses/mentions.xml?".$since_id;

$xml = simplexml_load_file($mentions);
if($tmp[0] < $xml->status[0]->id){

$lines = file($logfile);
srand(time());
shuffle($lines);

$update = "http://twitter.com/statuses/update.xml?";

for ($i=0; $i<count($xml); $i++) {
$id = $xml->status[$i]->id;
$screen_name = "@".$xml->status[$i]->user->screen_name;
$name = $xml->status[$i]->user->name;
$text = $xml->status[$i]->text;

if(preg_match("/おやす|お休/u",$text)){
$content = "………zzz";
}
elseif(preg_match("/おはよ|お早/u", $text)){
$content = "状況は?";
}
elseif(preg_match("/林檎|リンゴ|りんご/u", $text)){
$content = "ありがとう。$name";
}
else{
$content = $lines[0];
}

$message = $screen_name." ".$content;
$params = "status=". rawurlencode($message)."&in_reply_to_status_id=".$id;
$result = file_get_contents($update.$params , false, stream_context_create(array(
	"http" => array(
		"method" => "POST",
		"header" => "Authorization: Basic ". base64_encode($username. ":". $password)
	)
)));
}

$fp = fopen($tmpfile, "w");
fputs($fp, $xml->status[0]->id);
fclose($fp);
}
?>

特徴

  • 前回の実行時のbot宛のreplyの記録を残し、新着replyがあった時にはそれ以降のreplyに対してのみ返信します。プログラム実行時にbot宛のreplyが無い時には処理をスキップするので安心。
  • in_reply_status_idを指定する事により、返信先のpostに対して「○○宛」というリンクが貼られる為、元発言が参照しやすくなっております。
  • pear等のライブラリの類は一切未使用で分かりやすくなっております。
    いや自分がpearのインストールが上手く行かなくて躓いたので、そういうの使ってないスクリプトが欲しかっただけです。
  • PHP5専用です。PHP4以下の環境では作動しません。

使い方

  1. zipファイルを解凍。twitter_reply.php、reply.txt、tmp.txtの3つのファイルが出てくる。
  2. twitter_reply.phpのユーザー名とパスワードを変更し、reply.txtに返信させたい内容を一行ずつ記入する。
    返信内容の本文中に$nameと入れると、投稿時にその部分が相手の名前に置き換わる。

  3. アップロードしたら以下のファイルのパーミッションを変更する。
    twitter_reply.php …755
    tmp.txt …666
  4. あとは前の記事と同じようにcronを設定する。

また、今回はreplyに特定の語句が含まれていると専用の台詞を返す機能を試験的に実装しています。
真ん中のあたりにこんな感じのソースがあるので、適宜変更して使ってください。

if(preg_match("/おやす|お休/u",$text)){
$content = "………zzz";
}
elseif(preg_match("/おはよ|お早/u", $text)){
$content = "状況は?";
}
elseif(preg_match("/林檎|リンゴ|りんご/u", $text)){
$content = "ありがとう。$name";
}
else{
$content = $lines[0];
}

1行目〜3行目、4行目〜6行目、7行目〜9行目でそれぞれ一セットになっています。最初の一塊の場合はbot宛のreplyの中に「おやす」「お休」という文字が含まれていた場合、「……zzz」というreplyを返します。
パターンを増やしたい場合は4行目〜6行目のelseifから}までをコピーして次の行に貼り付けてください。
当該機能を使わない場合は上記の部分のコードを削除し、代わりに以下の一行を入れてください。

$content = $lines[0];

ちなみにcron経由で動かした時に上手く行かなかった原因としては、コマンドが宜しくなかった模様。前の記事に書いたコマンドでも動く事は動きますが、あれだけではサーバーのデフォルトであるPHP4として実行してしまっていた模様。その結果としてPHP5から実装された関数であるsimplexml_load_fileが上手く作動せず、エラーを起こしてしまっていたらしいです。
エラー出さないようにPHP5として動かすには、php -f の代わりに以下のコマンドを使うといいようです。


cd /var/www/home/users/public_html/twitter_bot; /usr/local/php5/bin/php twitter_reply.php

cdはUNIXコマンドでディレクトリを指定するという意味で、その次の青文字が異動先であるスクリプトの入ったディレクトリの絶対パス、その次の赤文字がphp5のパス、そして最後の緑文字が動かしたいスクリプトになる。色の違う文字の間には半角スペースを入れること。
赤文字と青文字の部分はサーバーによって設定が違うので、そこらへんは使う環境に合わせて調べていただきたい。

Twitterでジョセフbotはじめました

Twitterの方でジョセフbotというものを作ってみました。
一定時間ごと(現在では3時間に1回)に作中の台詞をpostするだけのプログラムです。
ちなみに現段階では未完成で、話しかけられてもreplyを返すことができず、台詞も一部しか搭載できてません(現段階では2話、9話、23話、24話のみ)。
(reply機能追加しました。台詞もほとんど追加完了しています)

reply機能は某所で公開されていたソースコードを試してみたのですが、どういうわけだかcronでの定期実行がうまく動かず、無茶な動かし方をしようとしたところ暴走しましたorz。これは参考にしたソースコードが悪かったというよりも、中途半端に改変したのが悪かったのかもしれません。
ブラウザ経由で動かした時には上手いこと動いたのですが、cronでphpファイルを定期的に実行させようとした時に限ってエラーが出て動きませんでした。なんでだ。

ひとまず現段階でのソースコードを公開しておきます。大元のソースはこちらのページを参考にさせていただきました。

Twitter Post ver.1.0

<?
/* ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Twitter Post ver.1.0

https://palemag.kazeki.net/blog/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ */

$username = "twitterユーザー名";
$password = "twitterパスワード";
$logfile = "bot.txt";

$lines = file($logfile);
srand(time());
shuffle($lines);

$message = $lines[0];

$params = "status=". rawurlencode($message);
$url = "http://twitter.com/statuses/update.xml?";
$fp = fopen($url.$params, 'r', false, stream_context_create(array(
	"http" => array(
		"method" => "POST",
		"header" => "Authorization: Basic ". base64_encode($username. ":". $password)
	)
)));

$result = "";

while(!feof($fp)){
	$result .= fgets($fp);
}

fclose($fp);
?>

これが一体何をするもんかっちゅーと、「設定したtwitterアカウントに決められた文章をpostする」というプログラムで、つまりphpの動くレンタルサーバーに置いてやったら、アクセスされる度にランダムで1回postするというもの。
基本的な手順としては大体こんな感じになります。

  1. twitterにbot用のアカウントを作成する。
    キャラbotの場合は名前欄にキャラ名を入れたり、プロフィール欄に「○○のbotです」みたいな説明文を入れたり、アイコンをそのキャラの画像にしてみたり色々カスタマイズしてみると宜しいかと思います。
    とりあえず今はアカウントだけ作っておけば、アイコンの変更とかは後からゆっくりやっても可。
  2. 上記のzipファイルをダウンロードして解凍し、「twitter_post.php」の以下の行の””の中身を先ほど作ったtwitterのユーザー名とパスワードに書き換えて保存。

    $username = “twitterユーザー名”;
    $password = “twitterパスワード”;

  3. 「bot.txt」をテキストエディタで開き、botに喋らせたい内容を一行ずつ書いていって保存。一行につきpost一つ分の内容になるので、一行が140文字を越えないように注意。

    ※twitter_post.php、bot.txt共に文字コードはUTF-8、改行コードはLFで保存してください。

  4. 上記のファイル2つをphpの使えるサーバーにアップロードする。
    無料サーバーでも、xrea.comとかland.toとか@PAGES等ではphpが使用可能。
  5. twitter_post.phpのパーミッションに実行権限を与える。
    サーバーによって違うかもしれませんが、とりあえず755にしておけば間違いはないはず…

あとはアップロードしたtwitter_post.phpにアクセスしてやれば、そのたびにbotがランダムで発言するわけですが、何もしなくても一定時間事に喋らせたい場合はもう一手間必要になります。
ちなみに自分が借りている80code.comではphpも4と5が使い分けられる上にcronも使用可能という安い割に至れり尽くせりなサーバーなのですが、生憎現在は新規登録を停止している様子です。

cronが使えないレンタルサーバーの場合は、cron-job.orgというサービスを使うのがいいかと思います。指定したurlに指定した時間ごとにアクセスしてくれる大変便利なサービスなのですが、ドイツ語のサイトなのでこのへんのページを参考に登録してください。
cron タスクの設定 【 Cron-job.org の利用】

cronが使える場合は、管理画面のどっかにこんな感じのフォームがあるはずなので、以下のような感じで入力します。

曜日 コマンド
0 */3 * * * php -f /var/www/hogehoge/public_html/twitter_post.php

コマンドの欄にはファイルの絶対パスを放り込めば動くと思っていたのですが、実はそれだけでは動きません。PHPを動かしたいときは絶対パスの前に「php -f 」というのを付けてあげると動くようです。
一時間に一度発言させたい場合はフォームの「分」のところに0〜59の数値を、それ以外の時間のところには「*」と入れてください。3時間に1度の場合は「時」のところを「*/3」にすれば、3時間おきに発言するようになります。
この赤字の部分はphpファイルへの絶対パスを入れる必要があるわけですが、サーバーによって違うのでお使いの環境に合わせて変更してください。

ちなみに自分が説明するまでもなく、ぐぐれば参考になるページは色々と出てきます。はてなブックマークに色々と放り込んでおいたので、参考にしてみてください。